上司と合わない時の、たった1つの対処法【実体験をお話しします】

人間関係

上司とコミュニケーションが取れない、、、

自分の意見を聞いてもらえない

そもそも話し方がわからない

 

このような悩み、抱えていませんか?

 

 私は2年前に新しい部署に異動となり、このような悩みを持ち続けていました。

 そんな悩みについて、「最近感じてないなぁ」と思ったので、分析してみました。

 

どうして上司とコミュニケーションが取れないのか

 

【結論】:上司も、あなたも、コミュニケーションを取る準備が整っていないからです。

 

どういうことか、私の過去の経験を基に、極端な例を用いて説明します。

問題ケース
上司
上司

昨日サッカーの試合見たか? A選手の活躍すごかったよな?

わたし
わたし

残念ながら、サッカーには興味がありません。

野球は見るのですが…。野球は好きですか?

上司
上司

 そうか…。野球には興味がないな。

わたし
わたし

そうですか…

上司
上司

…。

わたし
わたし

…。


 

ここで注意していただきたいのですが、どちらかが悪い訳ではありません。

両者とも「話題を提示して、コミュニケーションを図ろう」としているのです。

 

それではなぜ、コミュニケーションが取れていないのでしょうか。

何故ならば、どちらとも、相手の話を聴こうとしていないからです。

私は「上司のサッカーの話」を聴こうとしていませんし、上司は「私の野球の話」を聴こうとしていません。

ここで重要なことは、サッカーの話をすることでもなければ、野球の話をすることでもありません。

私が上司の話を聴くこと、あるいは上司が私の話を聴くことがコミュニケーションの第一歩となります。いわゆる、「傾聴」の姿勢を取ることと同義です。

 

上記を踏まえて、会話の改善を行ってみましょう。

改善ケース1:私が「傾聴」した場合
上司
上司

昨日サッカーの試合見たか? A選手の活躍すごかったよな?

わたし
わたし

残念ながら、サッカーには興味がありません。

野球は見るのですが…。野球は好きですか?

 A選手の活躍について、詳しく聞かせていただけませんか?

上司
上司

そうか…。野球には興味がないな。

前半戦の遅れを取り戻すかのように

後半戦でハットトリックを決めたんだ!

わたし
わたし

そうですか…

ハットトリックはすごいですね!

試合の結果はどうだったのですか?

上司
上司

A選手の活躍もあり

そのまま逆転勝ちしたんだ!!

わたし
わたし

逆転勝ちしたのですね!!

A選手の活躍がすごかったのですね!!

上司
上司

そうなんだよ(満足)


 

いかがでしょうか?

私はただ、相手の言ったことについてオウム返しで質問しているだけです。

それだけにもかかわらず、上司は話を聴いてもらって満足しています。

この一例より、コミュニケーションを取るためには聴く姿勢(傾聴)が必要だということが分かります。

 

上司が話を聴いてくれるようになったこと

 

そういえば、ここ1年位、上司が話を聴いてくれるようになったと感じています。

これは何故かと考えましたが、上記の傾聴という手法を継続していたためだと思います。

 

先程の例を基に、説明すると

改善ケース2
上司
上司

昨日サッカーの試合見たか? A選手の活躍すごかったよな?

わたし
わたし

残念ながら、サッカーには興味がありません。

 A選手の活躍について、詳しく聞かせていただけませんか?

上司
上司

前半戦の遅れを取り戻すかのように

後半戦でハットトリックを決めたんだ!

 

そうか、サッカーには興味がないんだな。

何か興味のあるスポーツはあるか?

 
わたし
わたし

ハットトリックはすごいですね!

実は、野球を見ることが好きです(満足)


 

上司が話を聴いてくれて、私は満足です。

例が極端すぎるかもしれませんが、私が聴く姿勢を取り続けたことが、この現状につながったのだと感じています。

話すとき、気をつけていること

 

相手の感情に対して、同じか、やや強く応答することを意識しています。

文章で書くと、なんだか難しそうと思われるかもしれませんが、非常にシンプルです。

 

  • 相手が静かな調子であったら、それと同じくらいの調子で応えましょう。
  • 逆に、少し興奮していたら、やや前のめりに応えましょう
    (叱られている時はもちろんダメですよ)

 

このように応答すると、相手は無意識に「話を聴いてもらっている」という気持ちになります。

再度になりますが、極端な例における「!」の使い方を見てもらうとイメージがつくかもしれません。

これらのことより、相手の感情に対して、同じか、やや強く応答することが良好なコミュニケーションを生み出すきっかけになります。

 

【番外編】上司が思っている「こうしてほしいこと例」

 

ある時、上司から過去のコミュニケーションについて、「実はこうしてほしかった」という話が聴けたので、紹介します。

 

・もっと積極的に話してほしかった。

・意見を聞かせてほしかった。

・立場上言ってしまったけど、本心は違ったことがあった。

 

このことから、上司もコミュニケーションについて悩んでいたことがわかりました。

つまり、我々はコミュニケーションを取ろうとしていたのに、その手段を知らなかっただけだったのです。

 

このことは過去に読んだ書籍の中で、より具体的かつ明瞭に説明されています。

興味のある方は、参考にしてみてください

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